(私自身の「掲示板」への書き込みの控え)
ガイドライン(06年)では、「有用性についての結論は出ていない」とされています。
→エビデンスの実証がないかぎりガイドラインには反映されませんから、ガイドラインというものはそもそも保守的なんですね。
しかし、間欠的内分泌療法は、海外ではかなり以前から普及しています。
副作用の軽減・治療費の軽減く加え、安全であることも認知されていましたが、
国内では、その採用には消極的な医療機関がほとんどでした。
しかし、今年、泌尿器の専門雑誌「Urology View」Vol.7 に、千葉医療センターにおける臨床試験の結果が報告がなされています。
PSA非再燃率の比較試験が行われ、間欠療法のほうが、有意にすぐれているという結論です。
(例:75ヶ月経過時点のPSA非再燃率は、間欠投与85%に対し、持続投与60%)
「がんサポート情報センター」
http://www.gsic.jp/cancer/cc_14/index.html
では、東京厚生年金病院の赤倉先生が、間欠療法についての解説をなさっていたので、
こちらもご覧になってみてはいかがでしょう。