2009年1月8日木曜日

直腸脱気チューブ

前立腺がんの放射線治療で最もやりにくいのは直腸の位置が定まらないこと。
直腸脱気チューブは直腸に挿入して直腸の形状を固定し、放射線を前立腺のみに照射しやすくする器具。先端は滑らかな半球状で直腸に挿入しやすい。側面に細長い楕円(だえん)形の穴が複数空いており、挿入すると穴から直腸内を脱気できる。
アオイ(静岡県御殿場市)が製造し、ネジメーカーの東海部品工業(静岡県沼津市)が包装・検品を担当、医療機器専門商社の協和医科器械が販路を開拓する。(日刊工業新聞 2009年01月08日)