2013年6月24日、欧州において、エンザルタミド(欧米での製品名「XTANDI」、開発名MDV3100)がドセタキセルによる化学療法施行歴を有する転移性去勢抵抗性前立腺癌の効能・効果で承認を取得した。
欧州での承認取得は、フェーズ3試験(AFFIRM試験)の結果に基づいており、全生存期間を延長することが示されている。 我国でも、今年5月に「前立腺癌」の効能・効果として製造販売承認申請を行っており、このAFFIRM試験と併せて、国内で行ったフェーズ1・2試験に基づいて申請しており、フェーズ1試験は進行性去勢抵抗性前立腺癌患者を、フェーズ2試験ではAFFIRM試験と同様に、ドセタキセル治療歴のある進行性去勢抵抗性前立腺癌患者を対象に行っている。