詳細は下記サイトを参照
がんナビ
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/201001/100434.html
東北大泌尿器科教授の荒井陽一氏によれば
「男性の重度尿失禁治療のゴールドスタンダードは人工尿道括約筋の埋め込み術。
海外では教科書にすら書かれているのに、日本では普及が遅れている。」
中~重度の尿失禁の原因としては、前立腺の全摘術が過半数を占め59%、
続いて神経因性膀胱が23%、前立腺肥大症手術が1割程度を占めていた。
前立腺がんの全摘術は年間約2万件が行われ、ほぼ全員に一時的な尿失禁が生じ、
そのうち1~3%程度に体操や薬物療法では治りきらない尿失禁が生じてしまう。
このような患者にの残された唯一と言っても良い治療法が人工尿道括約筋の埋め込み術。
ただし、この治療が可能な医療機関は限られている。